10月28日（日）にXEBEC HALLにて開催された「SPECIAL YUKEMURI FESTA in KOBE Vol.3」の前日に城崎亜莉咲役の山下七海さん、湯村千代役の高木美佑さんが兵庫県城崎温泉をゆかた姿で巡りました！

――カラカラと下駄の音が鳴り響くレトロな温泉街「城崎温泉」
城崎温泉は、木造の宿が軒を連ね、古い湯治場の面影を残す街です。カランッコロンッと下駄の音が響き、ゆかた姿で外湯めぐりを楽しむ人の姿はまるでお祭りの縁日のような賑やかさを感じさせます。

到着して、向かった先は、ゆかた専門店いろは。ここでは色とりどりの浴衣の中からお気に入りのものレンタルすることができます。髪飾りや下駄、小物などもあるので、手ぶらで立ち寄れるのも便利です。和雑貨を取り扱うコーナーなどもあり、おみやげ探しに立ち寄るのもおすすめ。もちろんメンズ用もあります。



◆ゆかた専門店いろは
http://iroha168.net/

さっそく気になるゆかたを見つけた2人。それぞれキャラクターのイメージカラーに合ったものをチョイス！

――着替えて、外湯めぐりへ出発！
まずは、ゆかた専門店いろはからすぐの場所にある御所の湯へ立ち寄りました。



ここは火伏防災・良縁成就にご利益があるとされ、美人の湯とも呼ばれています。御所の湯の由来は南北朝時代の歴史物語「増鏡」に文永四年（1267年）後堀河天皇の御姉安嘉門院が入湯されたという記事からと言われています。江戸時代には、西隣に陣屋がおかれ「殿の湯」または「鍵の湯」と呼ばれた湯がありましたが、明治になって、御所の湯に合せられたそう。

――レトロな遊技場で初の射的に挑戦！？
温泉街を歩いていると目に留まるのが遊技場。御所の湯からすぐの場所にある谷口屋遊技場へふらっと立ち寄り、射的を体験しました！
ここには射的のほかにもスマートボールもあり、昭和のような雰囲気が漂うお店でした。
射的は初挑戦という山下さん。店主から打ち方の説明を受けて、それぞれ交互に的を狙って撃っていきます。
最初に当てたのは高木さん！ その様子を見た山下さんは「負けないんだからねっ！」と意気込み、撃っていきます。
簡単そうでなかなか当たらないので、協力し2人で的に向けて一発！最後の一発を見事撃ち抜いたのは山下さんでした！



◆谷口屋遊技場
http://www.kinosaki-spa.gr.jp/shop/other/game/275.html

――お風呂に入ってぽかぽかしたあとのひんやりデザートは格別！
城崎温泉では「湯上りソフトクリーム」が人気ということで、一行はスイーツを求めて散策を続けます。
そんな中、「バニラ一筋」という看板に惹かれて立ち寄ったのは「ちから餅」。こちらでは、ソフトクリームだけでなくうどんやそば、丼などもいただける食事処です。

◆ちから餅
http://www.kinosaki-spa.gr.jp/shop/restaurant/147.html

もちろん二人はソフトクリームをいただきました！ まろやかな味わいのソフトクリームはお風呂上りには至極の一品です。

――昼と夜で変わる街並みを眺めて
温泉街の中心を流れる大谿川にかかる王橋で記念写真を撮影。王橋は、川の両端には規則的に柳の木と燈籠が並んでいます。

城崎温泉は雨の街とも呼ばれており、夕方にかけてパラパラと小雨が降ってきました。雨の夕闇の中に中にぼうっと浮かぶ燈籠と傘の鮮やかな色合いが絵になります。

一の湯に向かう橋のたもとには飲泉場が。この飲泉場は一の湯前と駅前、温泉寺薬師堂前の3カ所に置かれており、慢性消化器病と慢性便秘に効果があるといわれています。ほんのり湯気の立つお湯を飲んで、体の中から温泉を味わることができるスポットです。

――足湯も楽しめる施設でひと休み
飲泉場に立ち寄ったあとは一の湯へ。



この施設は、合格祈願・交通安全にご利益があるとされる開運招福の湯。江戸中期温泉医学の創始者後藤艮山の高弟香川修徳がその著「薬選」の中で当時新湯といったこの湯を、天下一と推賞したことから名づけられたとされています。桃山様式の歌舞伎座を思わせる建物で町の中央に位し、名実共に城崎温泉の象徴とされる場所でもあります。



一の湯には足湯があり、外の風景を眺めながらゆっくりと浸かることができます。散策を満喫したあとには温かいお湯に浸かって疲れを癒やすのが一番。特に肌寒くなってきたこの季節に入る温泉は格別です。

――城崎温泉の中心地にある旅館でのんびりと

最後に立ち寄ったのは城崎温泉街の中心地に位置する旅館、但馬屋。濡れても大丈夫な畳敷きの洗い場が珍しい、和の風情を感じさせる人気の貸切風呂「竹葉の湯」を含めた3つの貸切温泉があり、自分だけの時間を満喫することができます。館内には古木や土壁、竹などをふんだんに使用しており、心地よい空間でゆっくりとしたひとときを過ごせます。料理は地産地消にこだわり、但馬牛や松葉ガニを中心としたメニューを味わうことができるのも魅力的。旅館オリジナルのゆかたも用意されており、部屋でゆっくりしたのちに外湯めぐりを楽しむのもおすすめです。

 

◆但馬屋
https://www.kinosaki-tajimaya.co.jp/

旅館入口にある看板にはうさぎのモチーフが飾られていました。山下さんが演じる城崎亜莉咲の所属するグループ「petit corolla」のうさぎポーズで記念写真！

城崎温泉には、今回ご紹介した施設以外にもさまざまな温泉旅館や楽しめるスポットが充実しています。ゆかたを着て、7つの外湯をめぐりながら温泉街の雰囲気をぜひ満喫してみてください。

文＝温泉むすめ編集部

◆きのさき温泉観光協会公式サイト
http://www.kinosaki-spa.gr.jp/