全国に点在する温泉むすめは、源泉が湧出した際に誕生する低級の土地神。特別な能力は持たないためほとんど人と同じ存在。物心がついた温泉むすめは、スクナヒコが創設した「温泉むすめ師範学校」に通うことが多い。師範学校はお台場にあるが、神である温泉むすめたちは神社間をワープで移動できるため、どの温泉むすめも生活拠点は地元の温泉地である。休日は主に旅館や観光協会のお手伝いをしている。
草津 結衣奈、箱根 彩耶、秋保 那菜子、有馬 輪花、道後 泉海、登別 綾瀬、有馬 楓花、下呂 美月、奏・バーデン・由布院の9名からなる温泉むすめのアイドルグループの一つ。本作では、この9人グループを中心に物語が進んでいく。センターは草津 結衣奈、リーダーは道後 泉海。
温泉だけでなく医薬、穀物・お酒など八百万に精通している天上神。一寸法師のモデルとも言われている。寂れた温泉地を盛り上げ、日本全国の地方都市に“笑顔”と“癒し”を与えるために温泉むすめたちにアイドル活動を促し、温泉むすめの頂点を決めるトーナメントの開催を布告。優勝者には何でも願いを叶えることのできるという「打出の小槌」を使用を約束した。お祭り好きでかなりの気分屋。性別不明。
東京はお台場にあるスクナヒコが創設した温泉むすめ専用の学校。一般教科の他にも温泉について学ぶ温泉学がある。 また、学校指定の袴があり、通学者は着用が義務付けられている。高等部の生徒会長はSPRiNGSのリーダーでもある道後 泉海が務めている。
温泉むすめが持つ唯一の神通力。
転移先の鳥居をイメージすることで、各地の神社から他の神社へ一瞬でワープすることができる。山や海など自然物そのものを御神体とする神社も多く、本殿や拝殿のない神社でも鳥居さえあればワープ可能。
ただし、「お社渡り」のためにはワープしたい鳥居をかなり具体的にイメージする必要があり、どこへでも自在に行けるわけではない。そのため、初対面のむすめたちはまずお互いの地元にある鳥居の画像を送り合うとか。
温泉の定義・分類を学ぶ『温泉学基礎』の他に、 温泉の法律・条例を学ぶ…『温泉法学』 温泉を愛した文豪たちの作品を学ぶ…『温泉文学』 温泉地の歴史・起源を学ぶ…『温泉史学』 温泉地の場所・景観を学ぶ…『温泉地理学』 温泉の効能・効果を学ぶ…『温泉療法学』 温泉の成分分析を行う…『温泉科学』 温泉地でマナー・接客、おもてなしの心を学ぶ… 『温泉実技』からなる。 <温泉むすめ師範学校 生徒手帳より>
温泉むすめとは、全国各地の温泉をキャラクター化して、アニメーションや漫画、ゲームなどのメディア展開を行いつつ、ライブ・イベントで全国行脚して日本中をみんな一緒に盛り上げちゃおうというプロジェクトなのじゃ!